ロジカルシンキング その4-グループ化の極意-

備忘録

こんばんは!今回は、前回の記事で書いた、帰納的な理由づけをもう少し詳しくみていきます!もちろん参考図書は、バーバラ・ミント氏の「考える技術・書く技術」です。

具体的には、ピラミッド構造のグループ内の考え方は、「論理的なグループである3つのいずれかの順序になるということ」です。

具体的には

  1. 時間の順序
  2. 構造の順序
  3. 度合いの順序

の三つです。では、ひとつずつ見ていきます。

時間の順序

時間の順序とは、主に原因と結果のことを表しています。原因と結果は、同時に起こりうることはありません。

例えば、マニュアルにそって物事を進めると、手順1では手順1の結果が得られます。当り前ですが、手順1を飛ばして、手順2に行くことはありません。

また、手順書に手順以外の項目がばらばらと並んでいるのもわかりにくくなります。

では、具体例を見ていきましょう。これは、正しい例でしょうか。

機械動作の手順書「1. 緑のレバーを引く 2. 赤色のボタンを押す 3. 赤色のランプが点灯し、画面にキーが表示される 4. 画面1を見て、キーを入力する 5. 機械が作動する」

さて、これは、原因(行動)と結果が入り混じった手順書になってしまっています。1. 2. 4. が原因で 3. 5.が結果となっています。

そこで、もし分けるならば

1. 画面にキーを表示させる

-緑のレバーを引く

-赤色のボタンを押す

2. 機械が作動させる

-画面1を見て、キーを入力する

このように、明確に原因と結果を分けたほうがわかりやすいです。

他にも、原因と結果と書いたように、そのプロセスには明確な根拠が必要です。つまり、何をして・どんな結果が得られる(どんな結果にしたい)というように書かなくてはなりません。

例えば、「僕は将来弁護士になりたい」という結果を得たいのであれば、まず、大きなグループの順序をみると「1. 法学部の大学に入る 2. 法科大学院に入る 3. 司法試験に受かる」ですね。

この例の場合、結果のように見えますが、一段上の結果である「弁護士になる」から見れば手段(原因)になります。

しかし、その下のグループでは、例えば「法学部の大学に入る」ことを結果とすると、「1. 高校では文系に進学する 2. 塾で社会科や国語を強化する 3. 法学部の過去問を解く」のようになります。

つまり、原因と結果のグループによって構成されているというのが、時間の順序でした。また、同じグループ内でも、時間の順序になっていることがわかったと思います。

続いて、構造の順序になります。

構造の順序

構造の順序は、もれなくダブりなくで示される構成になります。例えば、会社の組織図や地図などがこれに当てはまります。

具体例を挙げると、すると、ビル作りには、どんなプロセスが必要か?と問われたときに「1. 設計 2. 分析 3. 建設 4. メンテナス 」といった具合になります。

構造の順序と時間の順序では、因果関係ではないことです。あくまでも構造の話なので、何が必要かを列挙するときに使える順序だと思います。

因みに、3Cなどのフレームワークもこの構造の順序に含まれます。

続いて、度合いの順序です。

度合いの順序

度合いの順序とは、簡単にいうと重要の順序すなわち優先順位になるということです。例えば、仕事の中でも度合いの順序が良く使われますね。

一番大事なのは、メールの返信で、そんなに大事じゃないのは会議みたいな感じです。

会議が大事じゃないかはさておき、沢山ある問題の中のボトルネックを見つける際に、これが使われます。もちろん、この順序の中にもモレやダブりはあってはいけません。

そして、問題を列挙するだけでなく、その裏にある根拠も列挙しなくてはいけません。

例えば、この店には、3つの問題があるといった時には、その問題はまずは抽象化された状態でなくてはなりません。どういうことかというと

「問題1. 売れないモノ 
 問題2. 悪いタイミング 
 問題3. 不適切な方法」

などです。そのうえで、売れないものと何なのか?と問いかけを行うことで掘り下げていきます。こうすることで、モレやダブりをなくしていきます。

大切なのは、この3つのポイントが重要事項であるかということです。今回は、論理的な文章を書くための方法として、ピラミッド構造化で物事を考えるときに必要な3つのグループ化の方法を書いていきました。

まとめ

・物事のグループ化には、3つの方法を用いる。1.時間の順序 2.構造の順序  3.度合いの順序である。

・時間の順序は、因果関係のこと

・構造の順序は、もれなくダブりなく構造的なこと

・度合いの順序は、優先順位のこと

です。

今回は追記をさせていただきます。それは、これまでの論理的な文章の書き方の1-4までのまとめです。それは、以下の図で示します。

これまでのまとめ

ざっくりまとめると、この2つの図のようになります。

ありがとうございました! 次回は、この主張の書き方について考えていきます。

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